- 引っ掛けてボテボテのサードゴロ
- 甘いボールだ!と打っても内野ポップフライ
- この頃凡退ばかり
バッティングで打てない原因について、この記事をご覧いただきありがとうございます。
最近の試合では、引っ掛けてボテボテのゴロや内野のポップフライばかりで、ヒットどころかいい当たりすら打てていない状況が続いている。
僕も、このような状況が続いて打席に入るのが嫌になっていた時期がありました。
そこで、なぜ打てないのか考えたり当時の映像を見返したり、打席の内容を振り返ってみると、3つの原因があることに気づきました。
この記事では、打てない時期を経験した僕が気づいた3つの原因と、その解決方法をご紹介していきます。
そもそもバッティングは打てない確率が高い
打てない原因の前に、野球のバッティングは打てない確率が非常に高いという認識を持たないといけません。
野球では、いいバッターの打率は.300と言われています。
3打席回ってきて、一本ヒットが打てるということです。
しかし、見方を変えると、いいバッターでも70%は失敗しています。
なぜかというと、バッティングは非常にピッチャー有利な状況だからです。
ピッチャーも含めて守りは9人で、バッターを抑えるための配球をキャッチャーと相談できるからです。
また、80数センチの細いバットを使って、動く小さなボールを打つわけですから、物理的にも難しいです。
それに付け加えて、ボールのスピードや、変化球の球種などあらゆる要素が絡むのでバッターは不利になるわけです。
なので、70%は失敗仕方ないです。
打てない3つの原因
野球において、バッターが不利であることがわかりました。
とはいえ、打率が0.200以下の場合、打てない原因があります。
僕が、打てない時期に気づいた原因は以下の3点です。
- 体の開きが早い
- 力み過ぎ
- 難しいor苦手なコースを打っている
一つずつ見ていきましょう。
打てない3つの原因その1.体の開きが早い
ボールを打つ時に足を上げて着地の時点で踏み込んだつま先がピッチャーの方向を向いてしまっている状態です。
右バッターで言えば、打つ直前に左足のつま先が、ピッチャーの方向を向いてしまっていると、左の骨盤もピッチャー方向に向きます。
この状態が体が開いているという事です。
着地の時点で体が開いていると、ボールを打つポイントも前になってひっかけてしまいますし、間が取れなくなって変化球の対応もしにくくなります。
打てない3つの原因その2.力み過ぎ
打てるボールだ!と思って打ちにいくとポップフライ。
僕がよくあるパターンです。
甘いボールだと思うと、つい力が入ってミスショットをしてしまいがちです。
力みは、自分の思っているスイングにブレが生じてしまいます。
打てない3つの原因その2.難しいor苦手なコースを打っている
簡単に言えば、ボール球を打ってしまっています。
もしくは、打ちにくいとされているインハイかアウトローのボールに手を出してしまっています。
ボール球や、インハイ・アウトローは打つのが難しいので結果的に凡退してしまいます。
打てない3つの原因の解決法
上述した、バッテイングで打てない3つの原因の対策の解決方法を、僕の経験を基にご紹介します。
体の開きが早い解決法
体の開きが早くなる解決方法は、両つま先の垂直方向をライン状にマーキングしてフォームを撮影する事です。
つま先がピッチャーに向かないことを意識することが大切です。
素振りやTバッティングの際にマーキングをして練習をしてみましょう。
そして、フリーバッティングや、試合などで無意識化でできているかどうかをスマホのムービーで撮影して確認しましょう。
力み過ぎの解決法
力み過ぎの解決方法は、バットを軽く握ることとトスバッティング(ペッパー)の力感で行うことです。
僕の経験では、ヒット打った時特に長打になるときは、バットがスッと出ていました。
この感覚は、何が一番近いのかを考えたところ、トスバッティング(ペッパー)だと気づきました。
また、無意識に打つ前からバットをギュッと握り締めている可能性があるため、打つ直前までは軽く支えているくらいの力感にしましょう。
難しいor苦手なコースを打っている解決法
難しいもしくは、苦手なコースを打っているこのと解決法は、早いカウントで甘いボールを打つことです。
具体的には、以下のカウントの時です。
B○○○
S○○
(初球)
B●●○
S○○
(2ボール0ストライク)
B●●○
S●○
(2ボール1ストライク)
B●○○
S●○
(1ボール1ストライク)
このカウントの時には、ピッチャーはストライクを取りたいです。
なので、比較的甘いボールが来る確率が高いです。